生八橋-おたべ-詰め合わせ

まちいろ

2010年09月16日 21:36

今日はすごい大雨でしたね

今回は頂き物の「おたべ」のパッケージが素敵で、記念に撮ったものを紹介します。
和の雰囲気が良く出たトーナル配色。味は白ごま、黒ごま、抹茶、にっき。

色選びやトーン、素材や柄も気になるけれど
引き続き文字を読むことの基本、「明るさに差をつける」で書いていきます。

今回のパッケージは「文字色」と「背景色」が同じ、またはあまり変わらないケースになります。

文字と背景に色の違いがないため→文字の形が分からない→文字が読めない となるのですが

パッケージを見てのとおり「文字と背景の間に明るさの差をつけた色を入れる」ことをしています。

カラーの用語で言うとセパレーションです。

「色と色の間に別の色を入れてそれぞれを分離・際立たせる」配色です。
(弱い色同士を引き締めたり、強い色同士を和らげたり様々な使い方があります)

明暗を意識して、
白同士には暗めのグレーを入れて。黒同士には明るめのグレーを入れて。
(グラディエーションで入っています。)

文字と背景を合わせるとセパレーションを入れる必要はありますが
(1色が中心になるため)色のイメージを損なわずに、文字を読んでもらうことができる。どのような商品かを伝えることができる。
そんなところがメリットかと思います

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